Home > インプレッション・ラーニング 受講生満足度9割のパワハラ研修の理由
News
ハラスメント特集コラム

職場のパワハラ問題は、必ずしも怒鳴る、暴言を吐くといった
明確なハラスメントとして現れるわけではありません。

実際の職場では、
 • これは指導なのか、それともパワハラなのか
 • どこまで注意してよいのか
 • 部下への指導がハラスメントと言われないか
といった 判断の難しいグレーゾーン問題 が多く存在します。

インプレッション・ラーニングでは、このような状況をモヤハラ™状況と呼んでいます。

本ページでは、管理職が悩むパワハラ問題の実態と、その背景にあるメカニズム、そしてその解決に向けた研修の考え方をご紹介します。

1.職場のパワハラ問題の実態

企業研修の現場で管理職の方々に「あなたの職場にはパワハラ問題がありますか」と質問すると、多くの方が次のように答えます。

 • 問題はあると思うが、何が問題なのかよく分からない
 • どこからがパワハラなのか判断が難しい
 • 何を言ってもパワハラと言われるのではないかと不安

つまり、管理職が悩んでいるのは明確なパワハラではなく曖昧で判断の難しい状況なのです。

例えば、ある営業部の管理職の話です。

部下が電話で
「資料ができたらメールで送ります」と言っていたため、
電話のあとで次のように指導しました。

「営業は足で稼ぐものだ。資料は持参して世間話の一つでもしてこい」

すると部下から
「それってパワハラじゃないですか」
と言われてしまいました。

事例①(報告の仕方)

ある部署の管理職が、部下の報告の仕方について

「重要な案件はチャットだけで済ませず、一度口頭でも説明してほしい」

と伝えました。

すると部下から

「それってハラスメントじゃないですか?報告の方法まで強制されるのは違うと思います」

と言われてしまいました。

管理職としては業務上の確認のつもりでしたが、部下はそれを 働き方の押し付けと感じたのです。

事例 ②(仕事の進め方)

ある若手社員が、資料を作成する際にAIツールを使って作業を進めていました。

それを見た上司が

「まずは自分で考えて作ることが大事だと思うよ」

とアドバイスしました。

すると部下は

「それって価値観の押し付けじゃないですか。AIを使うのが普通だと思います」

それにAIの方が課長よりずっといいアドバイスをもらえますし、いいと思います。
おまけにわかりやすいですし、親身ですし。
僕を否定しないですから。

と反発しました。

上司は指導のつもりでしたが、 部下はそれを世代間の価値観の押し付けと感じたのです。

このように、真っ当な指導であっても 部下からパワハラだと受け取られてしまう。

これが多くの職場で起きている モヤハラ™状況 です。

2.なぜパワハラ問題は解決しないのか

多くの企業では、弁護士などを講師としたハラスメント研修が行われています。

しかし、その内容は

 • パワハラの定義
 • 裁判事例
 • 法的リスク
といった説明が中心です。

もちろんこれらの知識は重要ですが、 管理職が現場で悩んでいるのは 明らかなハラスメント事例ではありません。

実際の職場で問題になるのは、判断の難しいグレーゾーン問題です。

グレーゾーンの中で悩んでいる管理職に対して極端な事例だけを説明しても、現場の問題解決にはつながりません。

3.モヤハラ™とは何か

モヤハラ™とは真っ当な指導に対して部下が「パワハラだ」と反応する判断の難しいグレーゾーン状況のことです。

これは
 • 暴力でもない
 • 労働法違反でもない
 • 暴言でもない

にもかかわらず、職場でハラスメント問題として扱われる状況です。

モヤハラ™状況が広がると
 • 管理職が指導を避ける
 • 職場の会話が減る
 • 人材育成が止まる

といった問題が起こります。

4.モヤハラ™が生まれるメカニズム

モヤハラ™状況の背景には価値観の対立があります。

その原因は主に次の三つです。
 • 社会の変化
 • 組織文化
 • 世代間の価値観

昔の日本企業には
 • 終身雇用
 • 年功序列
 • 会社への忠誠心

といった文化がありました。

しかし現在では
 • 働き方の変化
 • 個人の価値観の多様化
 • パワハラという言葉の普及

によって、違和感を覚えた社員はそれを言葉にして表現します。

その結果、価値観の対立がパワハラ問題として現れるのです。

5.あるべきパワハラ研修とは

このような状況を理解しないままでは、
「パワハラと言われるくらいなら指導しない」
という空気が職場に広がってしまいます。

しかし、それでは人材育成という管理職の役割が果たせません。

あるべきパワハラ研修とは
 • モヤハラ™状況を理解する
 • 価値観の対立を理解する
 • 適切な対応方法を学ぶ
ことです。

6.インプレッション・ラーニングの研修の特徴

当社の研修では
 • パワハラ問題の実態
 • モヤハラ™状況のメカニズム
 • モヤハラの判断方法
 • モヤハラ防止のマネジメント
を多角的に考えます。

また、実際の職場事例をもとに
 • 判断のポイント
 • 対応方法
 • コミュニケーションの工夫
を具体的に学びます。

7. 研修プログラム(例)

 研修プログラム案 4時間

項目
内容
1. パワハラの三つのパターンを理解しよう
  • ①法令違反型
  • ②人格否定型
  • ③モヤハラ™
2. 判例学習はモヤハラ™を解決しない
  • 管理職の暴力的な言動は日常茶飯事ですか?
    -真っ黒なケース学習で疑問解消はムリ
  • 境界線を求めるから悩ましい
3. 事例から学ぶ、パワハラの本質
  • ハラスメントが起こるメカニズム
  • 「ハラスメント」は、上司を苛める格好の言葉の武器
  • 「社員旅行は、セクハラ?!」 あなたの価値観は?
  • ハラスメントがもたらす職場への悪影響
4. これがモヤハラ™だ
    -厚労省のパワハラ定義に当てはまらないパワハラの実態
  • モヤハラ™の事例紹介 実際に職場であった話
  • モヤハラ™が管理職のやる気を失わせる
  • -漠然とした不安に怯える上司
  • モヤハラ™が奪う職場の会話
  • -もう部下と会話しない
5. パワハラ防止のための処方箋
  • パワハラへの処方箋 -大事な心構え6ヶ条
  • 管理職のための処方箋
  • -「パワハラだ」とはいわれない、思わせない上司になるために
  • ハラスメント問題の起こりにくい職場の作り方
6. グループ討議
  ・実際の職場における問題現象
  ・具体的な防止策の検討
  • 上述の講義内容を基に、受講者自身の実際の職場におけるパワハラ問題とその改善策および防止策について意見交換する。

8.このような企業におすすめです

 • 指導とハラスメントの境界が分からない
 • 管理職が部下指導に自信を持てない
 • ハラスメント研修をしているが問題が減らない
 • 世代間の価値観の違いに悩んでいる

この研修ではグレーゾーン問題に適切に対応する判断力を育てます。

9.関連記事

 ハラスメント研修企画会議

8時10分前集合って何時のこと?」— 世代間ギャップとハラスメントの関係
ChatGPTにパワハラしてみた。
なぜ若手社員は上司への不満を「パワハラ」という言葉で訴えるのか?
 ―文化庁による調査が明かす、世代間の〝言葉ギャップ

10.研修のご相談

ハラスメントのグレーゾーン問題は、企業の状況によって現れ方が異なります。

インプレッション・ラーニングでは企業の課題をお伺いしたうえで最適な研修内容をご提案します。

研修のご相談はお気軽にお問い合わせください。

研修、セミナーのお問合わせは、お電話又はフォームより
お知らせください。 電話番号 03-6228-6039
お問合わせフォーム

「パワハラ」だと言われやすい危険性を潜在的にもっている人、
 または周りから見られている上司のタイプ5類型

他責型

  • いつも人のせいにする人
  • 犯人探しの職場、人の失敗をあげつらうのが大好きな人
  • 部下を悪者にしたり、手柄を横取りしても自分の昇格のためには犠牲を厭わない。

自己中心型

  • 自分だけよければいい人
  • 自我の強い人
  • 昔も今もいじめっ子
  • 相手を傷つける言葉、噂をするのが大好きな人、相手がどう思うかはお構いなし
  • 部下に皆責任を転嫁する(自己保身)
  • 精神年齢の幼稚型(見た目は50歳、精神年齢は3歳児程度)
  • 相手をいじめることで、実は自分を認めて欲しいという自己承認欲求が強い心理状況(愛情不足とも言う)

ストレス発散型

  • 仕事や将来に対する不安を人に当ることで解消しイライラしている人
  • 日頃のプチストレス発散として部下へパワハラする人(人の心を傷つけても気づかないほど、心の幼い人)
  • 噂を広めて、相手が困っている姿を観てあざけ笑う人

ポジション型

  • 「俺の言うことだけ聞いていればいいんだよ、余計なことするな」
  • 「派遣はこの程度でいいよ」「所詮、万年課長のくせに」と言う人
  • 認めてくれる自分の上司の前だけでは、おべっかを使い、上司のいないところでは周囲のメンバーに対する性格が豹変する人
  • 人を見下すことに、優越感を感じるのが好きな人
  • 部下の前でやたら、威張り散らす人

性差別型

  • 「女のくせに、俺より昇格するのは許せない」
  • 「「男のくせに、そんな力仕事もできないの!ダメね」

これらの多くのタイプの根底には、心の幼さや性格的な歪み、エゴがあるように感じます。
皆、自分の正当性を主張し、自分はよい子でいたいのです。だから、自分に対する他人の評価が自分の考えと違うと、とても耐えられません。

研修、セミナーのお問合わせは、お電話又はフォームより
お知らせください。 電話番号 03-6228-6039
お問合わせフォーム

Copyright© Impression Learning Co., Ltd. All Rights Reserved.