広告業の取引に関する日常業務には、様々な種類の取引が含まれています。営業担当者は、様々な状況で様々な折衝、交渉を行っています。この折衝・交渉により決められた取引内容が契約となり、民法の定めによって規制され、保護され、解釈・適用されます。従って、営業担当者は、取引を確実に実行し、自己（自社）の権利を守り責任を果たすためには、民法の契約というものを理解し、「自分が契約を作っている」という自覚をもたなければなりません。
また、折衝・交渉を経て取引を成立させ、権利行使と債務履行を通じて取引を完了させる過程では、様々なイレギュラーな事態に遭遇する可能性があります。
インプレッション・ラーニングでは、営業担当者の方に、業界独特の取引に潜むリスクやイレギュラーな事態に遭遇したときの対処方法、業務を遂行する上で必要な契約書の種類など、極力平易な言葉を使いながら、知っておくべき要点をご紹介します。