株式会社インプレッション・ラーニング
若手や中堅社員、ここだけの話、ベテランでも、契約書の内容がいまひとつ分からない人、契約書は総務や法務部が作るものと信じて丸投げの営業、印鑑も電子化が進んでいるにもかかわらず、そもそもハンコの意味がわからない人、AIが契約書のチェックをしてくれるから大丈夫と勘違いしている人、今の日本の会社の現状です。デジタル化を進める前に、大人として恥ずかしくないように、契約書、印鑑、収入印紙の基本のキを、丁寧に押さえておくことが非常に重要です。
今回、人事部、営業部の方を対象に、契約書がスラスラ読める力、法務部に丸投げせずに、キチンと法務部の方と対話ができる力を身につける方法をご紹介します。 貴社の研修企画のヒントになれば幸いです。
AIによる契約書が今後増えるからとはいえ、契約の法律知識は不要になりません。 法務知識と契約書レビューの実務経験が豊富な法務担当者にとっては、AIによる契約書チェックは、業務の事務作業を軽減させるために役立つでしょう。しかし例えば、法務担当部署もなく、自分で契約書のひな形を持って、商談と契約書作成業務を並行しておこなう、営業担当者が法律知識を持たず、「AIがいいって言ったから契約書は問題ない」と考えるのは非常に危険です。
AIは、自社の実際の業務の個別具体的な案件について、自社の利益を最大限に保護するためにはどう表現すればよいか、その表現方法までは教えてくれません。
「ハンコ」も電子印鑑、電子署名がスタンダードになってきましたが、全国の企業を見渡せば、根強いハンコ文化の日本の会社において、まだまだ対応が遅れているのが事情です。先にハンコの意義も正確に把握しておけば、今後の変化において、ハンコを省略しても良い場面が判断できます。
本セミナーでは、もっとスマートに契約書を取り交わしたい営業職を中心としたビジネスパーソン、基本的な取引に潜むリスクやイレギュラーな事態に遭遇したときの対処方法を身につけ、仕事をする上で必要な契約書の種類から法務に相談するときのコツなどを学ぶ講座です。
極力平易な言葉を使いながら、知っておくべき基本的な要点をご紹介するダイジェスト版をご紹介し、研修企画担当者の企画のヒントをご紹介いたします。 特に、営業職の方には、是非、お勧めしたい2時間です。
2時間版のプログラムを実際にご体験いただきます。その後、質疑応答や研修の企画のヒントをご紹介します。
◇ハンコの正式名称
◇契約書とハンコの必要性
◇契約書とハンコの使い方
・印鑑の正式な呼称を再確認しよう。
・契約書に印鑑が使われる目的、契約書作成の実務の場面で、印鑑をどのように使えばよいのかを具体的に解説します。
◇「契約」と契約書の関係
◇契約書の目的
◇契約書の作り方と読み方の基本
◇電子署名のポイント -そのクラウドサインと電子捺印、大丈夫?
・「契約を結ぶ」とは、どういうことか、契約書はなぜ作られるのか、といった基本なことを具体的に解説します。
・契約書を製本する際の方法、留意事項、保管の仕方等について、事例を交えながら具体的に解説します。
◇誰が払うのか?
◇ここだけは知って欲しい、収入印紙の落とし穴
立命館大学法学部卒業。大手鉄道会社に入社し、リスクマネジメント・コンプライアンス部門に在籍。グループ会社(約40社)を対象としたコンプライアンス研修講師を務める。
内部通報窓口の実務責任者として、多くのハラスメント案件を対応。
その後、損保系コンサルティング会社にて、コンプライアンス研修、リスク管理体制の構築支援、BCP策定・運用支援、危機管理研修といったリスクマネジメント全般のコンサルティングに従事。大手食品メーカーの管理職にて、リスク管理体制やBCP運用体制の再構築に取り組む。現在、株式会社インプレッション・ラーニング講師。