STORY

「日本企業の特性を理解し
人間の心理面からアプローチ。
グレーゾーンを自分事として考え
マネジメント視点を養う
ハラスメント研修でした」
社員一人ひとりの主体性を重視し、次世代のマネジメント育成にも力を入れているN社。同社では、コンプライアンス体制の強化の一環として、インプレッション・ラーニングのハラスメント研修を導入されました。
今回は、研修導入の背景から実施後の変化まで、コンプライアンス教育ご担当の関口様にお話を伺いました。今回のインタビューでは、常にアップデートを続け、柔軟に新しいことを取り入れる、あわせて、常に内容をアップデートし、組織や時代の変化に柔軟に向き合いながら、マネジメントの本質を研修に落とし込む、インプレッション・ラーニング講師・藤山の講師像にも迫ります。

電子材料メーカー(全国展開) 総務部  関口 麗 様
(以下、N社)

「知識のための研修」ではなく、「考える力」を育てたかった

ハラスメント研修を検討し始めた背景とは

コンプライアンス知識向上の施策の一環として、3年ほど前からスタートしました。実は当社ではそれまで本格的なハラスメント研修を行ったことがなく、まずは社員が正しく理解する場が必要だと感じたことがきっかけです。

検討する上で重視したのは、「日本企業の特性をしっかり理解した内容であること」。単なる知識の習得ではなく、一人ひとりが問題を自分事として捉え、将来的にマネジメント目線を育てていくことが、人財育成としても重要だと考えていました。

インプレッション・ラーニングを知ったきっかけ

人材登録会社関連が主催していた無料セミナーで、代表の藤山さんの講義を1時間ほど受講したのが出会いでした。
その中で印象的だったのが、「コンプライアンス違反はなぜ起きるのか」を、人の心理面から論理的に分かりやすく説明されていたことです。

短時間のセミナーでしたが、コンプラ問題が発生する深層心理や原因をここまで深く説明できる方を初めて見たと感じました。

管理職だけでなく「これからの社員」を見据えた視点

第一印象で感じた他社との違い

常に時代のアップデートを欠かさず、次世代の社員をどう活かすかを真剣に考えていらっしゃると感じました。

特に印象に残ったのは、現場目線だけでなく、マネジメント目線で話をされていたことです。 管理職はもちろんですが、将来のリーダー候補である一般社員にとっても、こうした視点を養うには時間がかかります。だからこそ、早い段階でこの視点に触れさせることが育成に必要だと確信しました。

いくつかの候補から決めた理由

過去に5〜6社ほど検討しました(そのうち2社は実施経験があります)。主に研修専門企業が多く、法的な観点を重視して弁護士事務所が行う研修も比較対象にしました。

インプレッション・ラーニングさんを選んだ理由を3つ挙げるとすると、

事例が多く、当事者となって
考えるのも特徴の一つ

1つ目は、ハラスメントのグレーゾーンに特化した内容であること。
現場で実際に悩むのは、白黒つかないケースがほとんどだからです。そこに焦点を当てている点が魅力でした。

2つ目は、藤山さんの説明の分かりやすさとテンポの良さです。
非常に聞き取りやすく、受講者が興味を持って聞き続けられる構成だと感じました。

3つ目は、研修内容を常にアップデートし続けている姿勢です。
過去の手法に固執せず、社会の変化に対応し、常に最新の状況に合わせようとする姿勢に信頼が持てました。

一方的に教えないからこそ、「自分で考える」研修に

研修で印象に残った言葉

最も印象に残ったのは、

「ハラスメントのグレーゾーンが起きるのは、価値観の相違である」という言葉です。

年齢や性別、国籍が違えば、価値観や常識も異なります。多様な背景を持つ人が集まるほど、トラブルは起きやすくなりますが、相手の価値観を理解しようとする意識が、トラブル回避につながると学びました。「対話」の重要性を再認識しました。

受講者の反応と変化

「考えさせられた」「自分の言動を振り返るきっかけになった」という声が多くありました。押しつけ型ではなく、自分で考える余白があったことが良かったのだと思います。

「分かりやすく、面白く、視野が広がる」

実際に研修を受けて、特徴を挙げるとすると

次の3つではないでしょうか。

1. 社員が理解しやすい内容
専門用語に終始せず、腹落ちする言葉で伝えてくれます。

2. 面白く、社員が興味を持ちやすい
「やらされている研修」ではなく、前のめりに参加できる工夫がありました。

3. 周辺知識への気づきも与えてくれる
単なるハラスメントだけでなく、安全配慮義務や労働基準法など、ビジネスパーソンとして必要な知識の重要性に各社員が気づくきっかけになります。

また、講師の藤山さんは、知識も豊富な方ですが、それ以上に「新しいことを柔軟に取り入れる姿勢」が素晴らしく、私自身とても参考になりました。
研修事業に加えて、日本企業向けにコンプライアンス全般を支援するコンサルティングを行われると、助かる企業は非常に多いのではないかと思います。

講師の想い

ハラスメント研修は「やってはいけないことを理解して終わり」ではない

ハラスメント研修というと、「トラブルを未然に防ぐため」「リスクを避けるための対策」と捉えられがちです。しかしながら、N社をはじめさまざまな企業の研修をしながら、それだけではないと強く感じています。

価値観が多様化し、働き方も背景も異なる人が同じ組織で働く時代。現場のハラスメントのグレーゾーンは、些細な価値観のすれ違いから起こります。その“違いをどう受け止めるか”がひとつの大事なポイントです。

だからこそ必要なのは、「正解を教える研修」ではなく、一人ひとりが考え、対話し、様々な視点を育てていく時間です。

N社様の取り組みは、ハラスメント研修を「守りの施策」にとどめず、人と組織の関係性を、より良い未来へとつなぐための土台づくりとして捉えた一例と言えると思っています。

変化の大きい時代だからこそ、企業がどのような「学びの場」を用意するか。この選択が、これからの組織のあり方を静かに形づくっていきます。

最後に、大変お忙しい中、快くご協力くださいました。N社の関口様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

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