財務・会計研修プログラム
「数字に強いビジネスマン」を育てたいが、どのような勉強をすればよいか。
よくこのようなご要望を教育担当者の方からいただきます
一体、「数字に強い人」とは、どのような能力をもった人なのでしょうか?
財務諸表が抜きん出て読める人。税務に明るい人。財務分析が得意な人。
まだまだ、不十分です。その本質をインプレッション・ラーニングは、
研修を通してお伝えしています。
数字が苦手な方もいらっしゃると思いますが、
インプレッション・ラーニングの厳選された講師陣が会計の面白さを
分かりやすくお伝えします。
ビジネスをする上での「共通言語」である会計を正しく習得することで、
仕事への価値観や意識が180度、変わります。
インプレッション・ラーニング財務研修の特徴
簿記検定2級に合格しても、多くのビジネスパーソンは、会計が本当に分かって
いない現実があります。
また、普段の仕事において、雰囲気で会計用語を使うと、「大人の会話」ができます。
つまり、「なんとなく」理解をしたつもり、 「しっかりと」理解をしてこなかったのです。
私たちは、このような曖昧な言葉や定義の理解は、絶対に許しません。
置かれた役割において、それぞれに必要最低限の会計用語や知識に限定し、
正確に、論理的なアプローチを通じて、忘れない正しい理解を深めます。
例えば、財務分析の研修で演習を行う場合、私たちは解答をあまり配布しません。
答え合わせに、意味を見出しません。
比率の意味や目的を自分の言葉で相手に分かりやすく伝える能力、自分の仕事に
必要な比率を自分で創れる能力を養うことの方が、より大切であると考えます。
また、知識だけを習得したければ、本屋に行って書籍を買いあされば目的は叶います。
ビジネスの世界に、正解はありません。
自分の頭で考え、責任を負って判断することの大切さを伝えます。
例えば、そもそも管理会計にルールはありません。
経営管理のための用具であり、いわば商人の間で工夫された「先人の知恵」なのです。
重要なことは、使い方によっては、素晴らしい効果を発揮することもあれば、
会社に害をもたらします。
教科書の世界で学習してきたことが、本当に実務の世界で活かせるためには、
どのような視点を持てばよいのか、本当に使いこなせる力を養います。
業務収益の更なる向上のためには、顧客企業からのより高い信頼を獲得することが
求められます。
顧客ニーズに発見と、提案力向上、またスピーディーな与信判断能力や
経営診断力の養成が、非常に、求められています。
■進め方 -受講生同士や、講師との対話を通じて会計の本質を正しく理解する
1日の研修の中で、すべての内容を正確に理解し、消化することは、正直難しいと思います。
学習した内容を仕事で使いこなす「知恵」に変えるには、
講義の内容を本当に、「理解ができた」 「納得できた」 「案外、難しくなかった」
このほんの少しの成功体験を感じ、御本人のなかの会計に対する高いハードルを
下げることからすべては始まります。
また、「なんとなく」ではなく、「しっかりと完全に」構造や仕組み等が、わかったと、
いう認識が非常に大切です。
会計用語など、曖昧に「なんとなく」 理解しているビジネスマンがあまりにも多く、
この状態が会計学習の挫折と苦手意識の引き金です。
会計の学習の基本は、基礎学習の積み重ねと正しい理解です。
多様な演習を通じ、ビジネス同様に正解のない問いかけに自問自答し、
グループワークでは、メンバー同士でお互いに理解度を確かめ合いながら進め、
互いの納得を引き出します。
受講生の役割や、研修の目的に応じた知識の習得と同時に、
会計を通じて「考える力」を養うことは、大事な学習テーマです。
最近のお問い合わせの声
早急に研修を実施して欲しい
・次世代リーダー育成研修において、財務会計、管理会計の知識、
経営の意識を醸成させたい。
・会社法を全く理解していない取締役に、早急に学習させたい。
・会社のお買いもの(M&A)の仕方がわからない
取締役、事業部長クラスに、最低限の知識を学ばせたい。
・新任管理職に今さら部下には聞けないので、財務研修を指導して欲しい。
・内定者、新人に簿記検定を取得させてきたが、効果が上がらない。
もっと、効果的な会計の学習を提案して欲しい。
・これ以上簿記会計アレルギーは困るので、若手層に
もっと会社と会計の関係やセンスをしっかりと教えて欲しい。
・当社(メーカー)の営業やSEに対して、大型のシステム導入の
受注に結び付く為に必要な、業務に活かせる会計知識を体得させたい。
・MBAを取得しても、業務への活かし方に悩む社員に、
実務と教科書の溝を埋める研修をして欲しい。
・経営戦略やマーケティングを問題意識しながら、
会計を学習させるプログラムを提案して欲しい。
階層別財務研修プログラム一覧
経営者になる人がやっている経営センスの磨き方(入門編) 「いわゆるコスト感覚とは何か、本当にあなたは、その感覚が身についていますか?」
1冊丸々意味を理解させる。
苦手な人ほど読み飛ばすけれど、決算書は情報の宝庫。若手アナリストの人もお薦め!
正解のない経営の難しさの現実、ゲームを通じて体感させ、自分の仕事の役割と意味を再確認させる。
「ビジネスをする上で、共通言語として知っておくべきコーポレートファイナンスの基本」
多いことも事実。そのような会社で注意しておくポイントを解説。
仮説を立てて読み解きながら問題を認識する力を養う。
—「追徴課税されるくらいなら、先行投資をして勉強させろ!」(某取締役のコメント)
・システム部門対象 財務研修
・研究開発部門対象 財務研修
・経理部門対象 財務研修
・放送業界特化型 記者が知っておきたい
粉飾事件を正しく理解し、伝えるための会計知識と着眼点 体得研修
・不動産業、建設業の会計、税務入門
・不良債権の税務研修
・事業承継税制研修
・相続、贈与税金研修
※詳細内容、及び費用は、お問い合わせください。
財務研修受講生の声
実施時期2012年 11月実施
業種:不動産業
・単なる分析手法ではなく、ビジネスのHow to What を学べた。
・会社の業務や方針のリスク分析を見ることで、
戦略の幅を広げて考えられるようになった。
・客先の視点で投資効果やリスクを見る視点で、
財務諸表を見ることが出来た。
・管理職以上は受けておきたい価値がある研修です。
・経営者の視点でいくつもの気付きを得ることが、特に有益だった。
・利益の源泉と経営戦略を考える上での市場の捉え方、評価方法、
仮説の立て方、等々一連のプロセスが有益であった。
・企業として競争に勝ち、存続していく為に会計をどう捉える点が大変役に立った。
・顧客志向の大切さを理解できた。ビジネスの共通言語を学べた。
・表面的な形式論ではなく、会計を通じて事業、経営について本質的な考え方を学べた。
・事業と経営の本質的な内容。
実施時期2012年8月
業種:化学メーカー
・財務諸表を普段使って仕事をしているが、
改めて会計用語の意味を正しくと学べた。
・考えることが中心の会計研修であり、アタマを使うので疲労は
あるが、心地のよい満足感を得られたことがよかった。
・普段会計や数字をあまり観なくてもよい部署だけに、会計について
不勉強になりがちだが、改めて再確認できた。
・財務諸表の基本的な見方を再確認が出来き、
決算書に企業のリスクが具体的に書かれていることがわかった。
・講師の方が、親身になって分かりやすく熱く解説をしていた点が大変良かった。
・自社やグループ会社、または、提携企業の経営指標を理解でき、
数字を通じて会社そのものの本質を見る目が共感でした。
・ケーススタディや実例など、飽きのこない充実した演習に魅了された。
・財務分析において、分析の意味と目的を正しく理解する重要性を学んだ。
模範回答が配られないことの意味がわかった。
自分の頭で考えるという、講師の言葉に共感。