◆これが研修会社泣かせの講師の実態
 -これは、すべて私が見聞きした事実です。

パワーポイントが使えないビジネス文書の講師
クレームの多いクレーム対応の講師
机の上がひどくきたない、業務改善の講師
打ち合わせによく遅刻するタイムマネジメントの講師
源泉税の計算をよく間違える会計税務の講師
アンケートに一喜一憂し、過度に気分が塞ぎ込むメンタルヘルスの講師
人の話を聞かないコーチングの講師
うっかりミスが多い、ヒューマンエラーの講師
お客の悪口を平気で言うビジネスマナーの講師
・・・・
このあたりで、やめておきます。



◆研修講師の空模様 曇りのち雨、時々晴れ

1. 業界の勉強不足編

研修会社の仕事をよく理解していない講師
人事担当者が何を研修講師の採用の決め手としているか理解していない講師
目標管理制度を知らない講師
自分の領域外の研修に無関心な講師


2. 研修講師としての資質編

売れたとたんに、態度が大きくなる講師 -仕事をとったのは誰?
お客の悪口を陰で平気でいう講師
大風呂敷を広げる講師
やる気はあるが、魅力がない講師
空気が読めない講師

3. 企画書編

履歴書は立派。企画書は無茶苦茶な講師
言葉のボキャブラリーが極端に少ない講師
上手に話せるのに、上手に書けない講師
漢字をよく読み間違える講師
 「法令遵守」をホウレイソンシュと読んで、赤っ恥をかいた講師

4. 自己研鑽不足編

他の講師の企画書を見たことがない講師
得意分野に過度にしがみつき、新しいプログラムのチャレンジに臆病な講師


5. コンプライアンス違反編

研修会社の仕事に手をつける講師 -マナー違反です。
平気で遅刻する講師
請求を忘れる講師、源泉税の計算が出来ない講師



お客様は、講師に「不満」があっても直接的にはあまり言いません。
基本的に「不満」は、研修会社の営業担当が受け止めます。
なぜ、お客様が講師に不満があるのかを知らずに、
講師は静かに去っていきます。
自分が何故、リピートがこないのか、興味を持たない講師すらいます。
ましてや、直接お客様と契約していれば、なおさらです。
本当に、お客様から信頼され、リピートの絶えない人気講師になるために、
お客様、研修会社は講師の何を見ているか、周囲の意見を真摯に
受け止めることがこれまで以上に求められます。