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新入社員のコンプライアンス

コンプライアンス・法務教育

「働く」という社会の行動に、大人のプライドをもつために。


「コンプライアンス」という言葉も、
多くの企業、社会に定着したように思います。
しかしながら、まだまだ不祥事が続いています。

大人が子供に言い聞かせていることを、
大人自身が無視している事実。小学生でも分かるような悪いことを、
なぜ、懲りずに大人は繰り返すのでしょうか?

だから、クライアントにも時には、耳の痛いことを
私たちは繰り返し申し上げます。
コンプライアンス教育とは、大人の判断力を身につけることです。
その重要性を理解したとき、人の意識は変わります。



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新社会人を迎える管理職には必ず押さえて欲しい。

新入社員のコンプライアンス

課長が押さえておきたい5つのえん上リスク

  上司の皆さんの世代からすれば「当たり前」の会社の常識が、若手にとっては「当たり前」ではなくなっているという世代ギャップを感じている上司の方は多いのではないでしょうか。
 本サイトでは、上司の皆さんが仕事を通じて新入社員を指導する上で、相手が新入社員であるがゆえの事態(リスク)とはどういうものか、どのような観点から指導することが好ましいのかを問題提起致します。
 今年の春、職場に新入社員を暖かく迎え、効果的に育成していくためのヒントとしていただければ幸いです。

対応は既に内定者から

 内定者がTwitterでつぶやいた内容が批判をまねき、内定を取り消す事態になり、
会社が公式サイトで謝罪したという事実が示すように、
今のご時世では、既に入社前から内定者に対する情報管理が求められています。
新入社員ももちろん、内定者の時点から、
情報に対するリスクを早くから理解させることが大切です。

新入社員は、小学生の時からPC、インターネット、さらにはSNS等にも慣れ親しんできた世代ですから、
個人の考えをネット上で不特定多数の人々に発信 することに対して、ベテラン社員より抵抗がありませんし、
上司の名前や会社で起きた出来事をネットに書きこむことは、ややもすると本人は 罪の意識がないのかもしれません。

情報は、回収出来ない

そのために、彼らが勤務中でも個人の情報機器を使用することを前提に、
「会社の一員として情報発信の方法を誤ると、会社や自分自身に対してどのような損害やリスクが起こるのか」
という点を、具体的に理解させることが大切と言えます。
 流出した情報は、回収ができません。情報の持つ「価値」を正しく理解させてください。
そして何よりも、自分の発信した情報で傷つく者がいないかという「相手を慮るココロ」が大事です。

SNSで相手の顔が見えなくても、どんなにスピードが早くても、スマホの画面の向こう側には
相手(人)がいるのです。
これからますます様々なツールが広く出現することが予想されるなかで、
情報の正しい取り扱い、周囲への様々な影響について、丁寧に説明する必要が求められます。

無礼講ってなんすか?

「今日は、無礼講だ!」
「無礼講」と言われても、新人が宴席で一番困ることは、
上司とどんな話を話題にしたらよいかわからないことのようです。
上司から、積極的に話しかけることもさることながら、お酒の飲み方のコツを教えてあげると、
目からウロコ、上司の株が上がるようです。
一方、酒で盛り上がるのはよいのですが、宴席でのスマホ、PCの置き忘れには 上司共々ご注意ください。
また、酔った勢いで会社の話を電車のなかで大きな声でしている人も見受けられますが、
これも注意が必要なことは申し上げるまでもありません。

上司からの叱られ方の研修が実在する

 宴席のコミュニケーションも大事ですが、日常の部下指導における
コミュニケーションが大事なことはもちろん、
次に申し上げるように、彼らをとりまく環境を理解した上で、
緻密なコミュニケーションをとることがより大切ではないでしょうか。
 新人たちは、素直すぎるくらい素直で真面目ですが、自分自身で判断するということには まだ無理があるとみなされがちな世代です。

また、上司からの何気ない一言に傷つきやすい傾向も見受けられます。
なかには、業務中に先輩の何気なく叱った言葉に傷つき、
勤務中に職場から新人が失踪したケースもあります。
(おまけに、親御さんから「うちの子供には今まで叱ったことがないので傷つきやすい」と抗議される始末。)
「上司からの叱られ方」の研修を受講してから現場に配属されるという、
最近の新入社員研修事情が、それを象徴していると言えるでしょう。

「主体性」や「自律」といった先輩からのメッセージも大切ですが、
新入社員の育ってきた背景を理解した上で、仕事の意味や理由、背景、目的などを面倒がらずに
説明するという緻密なコミュニケーションが必要ではないでしょうか。
そして、「サービスを受ける立場」から、「サービスを提供する側になった」という自覚をしっかりともたせ、
自分が「仕事を通じて誰に貢献出来るのか」を考え ることは、コンプライアンスの根本的な概念とも言えます。

真面目ではいけませんか!?

「素直で真面目な新入社員。言われたことは真面目に取り組むが、
言われないことは知らない!と、相手が上司であっても自信をもって抵抗する。」
これは某社の課長のつぶやきです。

 長いサラリーマン人生、同じ会社に勤め、同じ職場で机を並べることになったのも 何かの縁かもしれませんが、ハラスメントと言われることを恐れるあまり、
部下への指導について悩み、さらには部下指導を半ば放棄するという管理職が多いようです。

「パワハラ」という言葉の定義はいろいろと試みられ、
昨年には厚労省がまとまった定義を発表していますが、定義の抽象性(解釈の幅)のために、
「パワハラ」という言葉はいまだに様々な意味合いで使われています。
それにより、皮肉なことに、部下が上司を苛める格好の言葉の武器とさえいわれています。

社員旅行は、セクハラです!?

「社員旅行に行くことを女性社員に勧めたらセクハラと言われた」など、
ベテランにとっては理解できないことも実際あるようですが、
とにかく、新入社員を指導すべき上司としては、
ハラスメント問題の本質を正しく理解した上で、堂々と部下指導する必要があります。
もし、上司として納得いかない理由を部下から言われたら、
その理由をまず感情的にならずによく耳を傾けてみることで、解決の糸口が見つかると思います。

そして「自分の当たり前」が「部下にとっての当たり前」かどうか、
自分目線で相手を見ていないかどうか、
是非、日頃の会話の内容を意識的にチェックしてみてください。
これからの指導においては、今まで以上にもっと部下の言い分にも耳を傾けてみては いかがでしょうか。
説いて諭すような対話が今まで以上に求められる時代になりました。

会社のボールペン、お持ち帰りは大丈夫!?

会社で使用しているボールペンや、クリアーケースといった備品を、
悪意なしに自宅に持ち帰って使っている従業員はいないでしょうか?
また、交通費の清算の際に10円、20円といった小額な金額をちょろまかしたり、
出張経費の精算をごまかしたりしている従業員はいないでしょうか?

会社の備品を持ち帰って使う行為は窃盗罪です。
交通費等の清算のごまかしは詐欺罪です。

「これくらいいいや」という小さな不正を繰り返していると、
これらの行為が犯罪行為であるという感覚が麻痺してきます。
自分は絶対に犯罪行為をしないという心構えはもちろん、
同僚の犯罪行為を見て見ぬふりすることも、
企業人としては実際に犯罪行為と同じくらい許されない行為であるという
心構えも大切です。

上司の皆さんは、会社の「お金」の意味や、小さな不正が引き起こす
リスクを正しくお伝えして頂きたいと思います。
 

会社の看板を背負っている

会社の帰宅途中、
通勤電車のなかで学生時代のノリでふざけ合って他の乗客に迷惑をかけた様子や、
社員寮のそばのコンビニで深夜コピー機を大勢で占領したことが、
近隣の住民からその会社に苦情が舞い込んだり、
勤務時間後、酒に酔った挙句に飲酒運転や暴行等で他人に怪我をさせた
事実が新聞で取り上げられるなど、
従業員が会社から帰宅した後のプライベートな時間での出来事も、
新聞などのメディアにとりあげられるリスクは常に身近にあります。

休日の過ごし方も研修で!?

 本人は、個人の責任と思っても、メディアは「○○会社の従業員が!」
と取り上げられることが多いのが実態です。
一人の失態が、その会社の多くの従業員だけではなく、広くマイナスの影響
をもたらす事実を教えて頂きたいと思います。
 どんなにプライベートでの出来事あっても、
会社の看板を背負っているという自覚を持つことの重要性を是非伝えてください。
派遣社員、アルバイトも同様です。
最近では、月曜日からの仕事に影響を与えない休みの日の過ごし方も
これまで以上にしっかりと教える会社もあるようです。
研修、セミナーのお問合わせは、お電話又はフォームより
お知らせください。 電話番号 03-6228-6039
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新人育成 雑感

 最近ある研修でお聞きした課長さんの経験談です。
新人研修の10分間の休憩時間中に、突然スナック菓子を食べ始めた新人がいました。
課長が問いただすと、
「学生時代、学校では休憩時間によく食べていたし、先生も注意しなかったので、
何かいけませんか?」とのこと。
のどアメ程度ならばいざしらず、菓子を研修の休憩中に食べてはいけない理由を
説明しなければならない時代が遂にきたか、と上司は落胆していたとのこと。

価値観はどれほど違うのか?
 このような話に類推するテーマは毎年あちらこちらの会社様から、
笑い話では済まされいような話をよくお聞きします。
価値観が異なる部下に対してどのように向き合っていくのか、
当事者の管理職は非常に大変です。
 採用した以上、「育成」の責任が伴います。是非この時期、価値観の異なる部下
に対してどのように向き合って指導していくのか、「違うからダメ」ではなく、 「違うからどう伸ばすのか」という個性を伸ばす視点で指導してみてください。

また、新人はすぐに上司のマネをします。
悪いことはどうもマネしやすいようです。
まずは、皆さんが是非、よきお手本になってください。
その上で、あせらずに、この春暖かく迎い入れて頂きたいと思います。

新人が炎上リスクを起こさない為に

インプレッション・ラーニングの新入社員コンプライアンス研修のご紹介
新入社員対象 コンプライアンス研修
「会社の未来を変える働き方」-「コンプライアンス」が分かると、仕事がもっと楽しくなる
研修の目的と狙い
-仕事もキャリアも面白くなる コンプライアンス意識の高め方- 会社に入ると上司、先輩、社員全員が「コンプライアンス」という言葉を知っています。
コンプライアンスとは、組織の中で仕事をしていく上で、社長から新入社員まで全員が理解しておくべきとても大事な言葉です。コンプライアンスとは「ルールを守ること」、「法律を守ること」等、様々な意味が溢れていますが、実はもっと大切な意味があるのです。
「コンプライアンス」という言葉の本当の意味が分かり、仕事に対する意識が変わると、職場での見える景色が変わってきます。また「コンプライアンス」の本質が分かると、思わず先輩、上司が仕事をあなたに任せたくなります。
社会人としてとても大事なことであり、学校の教室では、先生も教えてくれなかった、社会や組織で働くときに必ず求められる「コンプライアンス」について、その基本を様々な観点から理解を深めます。

【学習目標】
若手に求められる3つのコンプライアンス「力」を学びます。
①コンプライアンスを軸に物事を判断する力
 -コンプライアンスの意味を理解し、迷った時に行動につながる具体的な判断力を学ぶ
②仕事のリスクを先読みする力
 -目に見えない職場に潜む、避けるべき法律違反を理解できる
③ミスを防ぐコミュニケーション力
 -上司、先輩とのコミュニケーションや仕事の仕方に潜むワナを理解出来る

  • 「コンプライアンス」という仕事はありません。 【演習、講義】
    ・「コンプライアンスのとりせつ」 DVD
    ・ユニクロ、meiji(明治)、エイベックスも、当たり前に意識している「コンプライアンス」
    ・コンプライアンスとは何ですか? 「法令遵守」の答えでは50点
    ・顧客を感動させる製品、サービスの舞台を支える「経営理念に照らした正しい行動」
    ・コンプライアンスと利益、どっちが大切ですか?
    ・経営理念、行動規範、コンプライアンスマニュアルって何だろう?
    ・あなたの会社がなくなると、困る会社は何社ありますか? -ステークホルダーを理解する

  • ケースで学ぶ、新入社員のコンプライアンスの意識の磨き方 【演習】
    先輩や仲間に負けないコンプライアンス意識が身につく!
    ・職場でスマートフォンの充電がなくなった! 
    ・会社は黙って見ている。ライン、フェイスブックの使い方 (情報管理)
    ・「コピペ」にも作法がある-(著作権)
    ・会社にもある「いじめ」 -(ハラスメント)
    ・コンプラ意識を高める私たちの法律の学習法
    ・上司から注意される前に気をつけよう!仕事のミスの落とし穴

  • 上司、先輩、同僚とのコミュニケーションもコンプライアンスの問題! 【演習、講義】
    ・職場でのコミュニケーション上の不安、悩み (演習)
    ・説明責任とは何か?
     -上司から仕事を任されたら自分から報告するが当たり前
     -指示をされたら指示通りやるが満点 (アカウンタビリティーの持つ意味)
    ・上司も思わず「いいね!」したくなる、コミュニケーション 3つのポイント
    ・報告と連絡の場面 忙しい上司が振り向いてくれる話しかけ方
    ・上司とのLINEで注意すべきこと
    ・先輩、上司に相談しやすくなるポイント
    ・先輩、上司に叱られた時の対処法
    ・感謝の出し惜しみをしない
    ・良いところをみつけて、言葉で伝える習慣
    ・風通しって何だろう? 職場の風通しとコンプライアンス

  • ストレスと向き合う 【講義】
    ・仕事の不平不満と「パワハラ」の違い
    ・不機嫌な上司の本音
    ・仕事に文句を言う人は、自立していない証拠
    ・メンタ―を探してみよう
    ・行動する素直さを持とう

  • AI時代でも変わらない「コンプライアンスに適う働き方」 【まとめ講義】
    ・誰かのために頑張っている人を、人は必ず応援してくれる
    ・「何が正しいか」を常に心の真ん中に
    ・コンプライアンスは変化するもの
    ・時代や国境を超えた、組織のなかにある大事なコト
    ・自分を変える。仲間を変える。未来の会社を変える
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