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日本のビジネスマンは、なぜ「会計」だけがいつまでも苦手なのか?

日本の優秀な多くのビジネスパーソンは、
なぜ「簿記」だけは、いつまでも苦手なのでしょうか?

簿記の資格取得の学校の教え方では、
「そのうち慣れますよ」と大量の練習問題が配られ、
「簿記の本質」は教えてくれません。
「収益」とは何か?
という根本的な意味すら、正確に教えてもらえないのが事実です。

簿記検定試験を義務付けられている、経理部に配属された若手
経理マンでさえ、「収益とは何か?」という意味すらわからず、
違和感を覚えながら仕事をしているのが、今の日本の経理部の現状なのです。

特に経理以外の方には、大量の練習問題よりも、
「簿記の本質」さえしっかり理詰めで論理的に理解ができれば、
会計は「なんとなく」から「スッキリ」と理解ができるのです。
よって、これまでの簿記に膨大な時間を費やす無駄な学習方法は、
必要がなくなります。

インプレッションラーニングでは、
その「簿記の本質」を理解させるアプローチを通じた、
正しい簿記や会計の学習方法を今回新しくご紹介いたします。

その講師、初心者に分かり易く教えられると錯覚していませんか?

多くの企業において、新入社員や内定者、
あるいは経理部門以外の実務経験者を対象に、
「簿記」入門の研修が実施されています。

しかし、参加者の多くは「ぼんやりと分かったような、
分からないような」理解に留まり、結局はそのまま内容を忘れた、
あるいはせっかく努力して簿記3級を取得しても、
本当には会計を理解していないために、やがて忘れてしまう、
あるいはいつまでも決算書が読めるようになれない、といった例が
これまで多かったのではないでしょうか。

これには理由があります。
従来の我が国の会計教育は、右肩上がりの経済成長の下、
全国数百万社の中小企業を中心に、期日までに正確な決算を行い、
正しく納税できる経理人材を大量に育成することに主眼を置いてきた
と言えます。

簿記検定を中心としたその教え方は「習うよりも慣れろ」であり、
理解するよりも「スピーディに正しく処理できる」ことが重要であり、
その後数年間の学習や実務経験を経て、
徐々に会計が分かってくる、といったものでした。

しかし、成熟経済の今、自社や取引先、投資先の決算書を
経理部署以外の人間が読めることが求められる時代になり、
その人たちは簿記入門に多くの時間は避けません。
よって新しい会計の教え方がいま必要となっています。

BSアプローチ学習法で変わる財務研修の世界観

本研修の特色はBSアプローチに基づいた徹底した「理詰め」の解説にあります。
会計が全く初心者の方に簿記を教える場合、
もしも対象の方がある程度、いわゆる論理的思考力のある方であれば、
BSアプローチに基づいた「習うよりも慣れろ」よりも「簿記の論理」をきちんと明らかに解説する方が
はるかに効率は高く、また忘れないものとなります。

一つ例を挙げます。
従来型の会計研修では「会計には資産・負債・資本・収益・費用
の5つがあります。
これを組み合せて会計処理を行います」と教わります。
この場合、資産・負債・資本・収益・費用の定義も与えられず、
「会計ではこう処理します。やがて慣れますよ」と教わります。

少しでも論理的思考力のある方ならば、
その時点で思考停止に陥らない方がおかしいと言えます。
BSアプローチに基づく本研修ではそのような概念を「すっきりと頭で理解」して頂きます。
そして演習を通じて「しっかりと落とす」ところまで行います。

BSアプローチに基づく本研修のアプローチの効果は既に多くの企業の成功例で証明
されています。
わずか7時間の解説で、簿記の論理を「はっきりとシンプルに」BSアプローチを
理解することによって、
「何となく分かった」ではなく、「完全に分かった」状態になって頂きます。
カバーする範囲は最重要項目に限定しています。
BSアプローチに基づく本研修を受けた後で例えば簿記検定の勉強をすると、
立ち止まらずスラスラと進めます。
簿記検定を受けない方も、BSアプローチに基づく本研修を受けることによって、
実際に貸借対照表、損益計算書が「読めます」。
そうなると今後仕事の上で「読む気になります」。

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会計の初心者がつまずく8つのポイント
会計の基本が完全にわかっていないと、仕事で使う気になれない理由 若手ビジネスマンが会計を学ぶコツ

研修プログラム(7時間)

午前 ( 9:00~12:00)
1. なぜ、私たちは会計を学ぶことが必要なのか? -会計を学ぶ目的 
・数字に強いビジネスパーソンとはどんな人ですか?【演習】
・相手の信頼を勝ち得るコミュニケーションに数字は不可欠
・数字から逃げる人、数字を追いかける人の10年後
・資格の学校では教えない、簿記が避けて通れない本当の理由 
2. 会社とは?会計とは? -やさしく会計を学んでみよう
・会社は他人のお金でビジネスをしている
・上場していることの意味は分かっていますか?
・企業の目的って何? -目的とあなたの役割を考える
3. 経理の仕事を通して見えてくるもの
・お金で買えないものがある
・経理部とはどんな仕事をしているのか
・財務諸表には、経営者の想いがたくさん詰まっている
・企業の会計の役割 ・財務会計と管理会計との違い
4.「簿記」を学ぶ目的は、コミュニケーションに責任を負うこと
・簿記検定2級合格者も「受かった」だけですぐに忘れてしまう。なぜ?
・簿記が「なんとなく」しかわかっていない人があまりにも多い事実
・簿記の本質がわかると、会社のことをもっと知りたくなる
・簿記を学ぶ目的は、コミュニケーションに責任を負う人になること
・説明責任を果たす為のコミュニケーションとは -大人のアカウンタビリティ
5. B/S P/Lと簿記  -簿記の本質を押さえる講義と解説【徹底演習】
-BSアプローチ学習法-
・会計の基本的なフレームワーク
・貸借対照表(B/S)
午後( 13:00~17:00)
5. (続き)
・資産:「従業員は、資産ですか?」 ・負債と資本 ・B/Sの左と右
・B/Sの動きを直感的な理解で体得!【グループ演習】
・損益計算書(P/ L)
6. 財務諸表の最低限、押さえるポイントと用語の意味
・貴社の決算書の勘定科目を一気に解説
 -主要勘定科目の意味と読み方もこれで解決
・あなたはどれくらい会社に貢献しなければなりませんか?
・これを機会に相手の決算書も読める
・キャッシュフロー計算書のポイント
・会社の目標を理解しよう -中期経営計画と数字(売上総利益、ROE 他)
7.こんな先輩になってはいけない。会計を「なんとなく」学んできた大人たちの功罪
・ 会計をわかったフリをする大人になるな。
・雰囲気で会話をしていませんか?-恥をかく大人の言葉遣い
・なんとなく会計用語を使うとプロらしく見える錯覚と落とし穴
・安易に「コスト」「粗利」使わないでください。言葉の重みを理解していますか?
8.まとめ
・これからビジネスを行う上で必要な能力を伝えます -商売の嗅覚とセンス
・会計はあなたのコミュニケーション能力を高める
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